徒然日記

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始皇帝と大兵馬俑展

 東京国立博物館平成館で2月21日(日)まで開催されている「始皇帝と大兵馬俑」展



 平成館の壁面のポスターのコピーがすごい。



 「永遠」を守るための軍団、参上。

 大兵馬俑の”大”の意味はわかりませんでしたが、珍しく兵馬俑の記念写真が撮れました。



 平成館に伺う前に公園内のスタバで腹ごしらえ、



 「クラブサンド」と「バナナクリームパイ」を頂きました。



 近くには寒桜が咲いていました。



 ところで、始皇帝が中国を統一したのが紀元前221年。度量衡の統一や貨幣の統一などを行い、紀元前210年に亡くなりました。2代皇帝胡亥の紀元前206年に秦が滅び、劉邦が太祖高帝として前漢を起こしました。中国初の統一王朝の寿命は16年だったのですね。一方漢は、紀元220年に滅びる後漢と合わせて400年。
 この構造が、豊臣政権と徳川政権にダブって見えます。
1590年の小田原征伐、奥州平定により天下統一を成し遂げた豊臣秀吉
太閤検地や、刀狩りなど統治の基礎を作り、1598年に亡くなります。2代秀頼の時、1603年に徳川家康征夷大将軍に任命されます。豊臣政権は90年から数えると13年。一方徳川幕府は、1868年に明治維新でなくなるまで260年続きました。

 歴史の因果を感じさせられますね。

 ところで、「俑」というのはものすごい発明だと思います。これが発明されていないとそれだけの人柱が始皇帝の死後を守るために必要だったわけですから、兵馬俑のおかげで8千の命が救われたことになりますね。